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落語用語集
さくいん-よ
・よいしょ
幇間のこと。世辞をつかうことを「よいしょする」という。
・楊弓場(ようきゅうば)
神社の境内などで、遊戯用の小さな弓を引いて遊ばせる店。『お若伊之助』という噺で、鳶職の初五郎と伊之助が知り合った場所。
・用心土(ようじんつち)
火事の際に土蔵に目塗りをするために、用意しておく土。『火事息子』では、蔵の目塗りをしていた商家の番頭が自分の顔に用心土を塗ってしまう。
・用箪笥(ようだんす)
常用のものを入れておく小さい箪笥。
・吉原(よしわら)
元和3年3月(1617)、現在の日本橋にあたる二丁四方の土地につくられた公許の遊女町。葦(よし)が茂っていたので葦原、縁起をかついで吉原と名づけた。その後、明暦3年(1657)に浅草日本堤に移転。日本橋を「元吉原」、浅草を「新吉原」と呼ぶ。
・夜鷹蕎麦(よたかそば)
夜間、風鈴のついた荷を担いで、売り歩くそば屋。「二八蕎麦」とも云う。なぜ「二八蕎麦」か?・・・『時そば』を聴いてください。
・四つ手駕籠(よつでかご)
4本の竹を柱として、竹を編んでつくった粗末な駕籠。