プロフィール&仕事の依頼 ご案内 掲示板 コラム&落語用語集 後援会 リンク
TOP
落語用語集
さくいん-き
・妓夫太郎(ぎうたろう)
遊女屋の客引き。見世の前で客を呼び込む若い衆。ちなみに見世の中で働いている者は「中どん」と云う。
・起請文(きしょうもん)
熊野牛王の誓紙。神仏に誓って偽りのないことを記した文書。遊女と客が名を書いて夫婦約束を取り交わした。この紙には烏がたくさん印刷されてあり、夫婦約束をするたび熊野で烏が一羽死ぬと云われる。3人の客と起請文を取り交わす遊女が出てくる『三枚起請』という噺がある。
・久離切る(きゅうりきる)
永久に縁を切ること。戸籍を抜く、勘当の中で最も厳しいもの。『火事息子』に出てくる若旦那がこれ。
・玉代(ぎょくだい)
遊女をあげる代金。
・切り餅(きりもち)

小粒(二分、一分、二朱、一朱)の金を四角に包み、両替商が表面に金額を書き、中身を補償するために割り印を押したもの。のし餅を切ったものに形が似ている。