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落語用語集
さくいん-く
・口入(くちいれ)
世話をすること。口入屋は職業を斡旋する稼業。
・首ったけ(くびったけ)
深く惚れ込んでいること。「足駄履いて首ったけ」というたとえがあり、同名の落語がある。
・雲助(くもすけ)
『蜘蛛駕籠』をはじめ、しばしば噺の中に登場する。宿場や街道を徘徊する駕籠かき。名の由来は浮雲のようにウロウロしている説と、客を捕まえるのに蜘蛛のように網を張っているという説がある。
・蔵前(くらまえ)
幕府が隅田川西河岸に、年貢米を貯蔵する蔵を設けた。その前の土地を蔵前と称し、金持ちが多く住んだ。『蔵前駕籠』『茶の湯』『元犬』はここが舞台。
・廓(くるわ)
官許の遊里、すなわち吉原。それ以外の遊里は岡場所と称す。吉原が舞台の廓噺が数多くある。
・黒文字(くろもじ)
くろもじの木を削って作った楊枝。