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さくいん-ね |
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・根岸の里(ねぎしのさと) |
台東区の根岸は、文人墨客が囲炉裏を構えたり、隠居所があった。「根岸の里のわび住い」。『茶の湯』『お若伊之助』の舞台や、噺の中で妾宅は根岸にある。 |
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・猫の百尋(ねこのひゃくしろ) |
猫の腸(はらわた)。よれよれのくたびれた帯を「猫のひゃくしろのような帯」と云う。 |
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・鼠不入(ねずみいらず) |
ねずみの入らないように工夫してある戸棚。 |
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・根問い(ねどい) |
根掘り葉掘り問いただすこと。『やかん』『千早振る』等の噺を「根問いもの」と云う。 |
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・年期が明ける(ねんがあける) |
年期奉公の契約期間が終了すること。『紺屋高尾』では高尾太夫が年期明けに紺屋の職人のところへ嫁ぐ。 |
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