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落語用語集
さくいん-は
・果師(はたし)
仲買人、ブローカー。『猫の皿』では、道具屋の果師が登場する。
・初午(はつうま)
陰暦2月の最初の午の日に、稲荷で祭りを行う。『明烏』の若旦那が参加して赤飯を3膳食べた。
・初夢(はつゆめ)
諸説あるが、正月二日の夜から三日にかけて見る夢。宝船(七福神等)の絵が印刷されている「お宝」という紙を「船屋」とい商人が売りに来て、これを枕の下に敷いて寝る。悪い夢を見ると、この紙を川に流して厄払いをする風習があった。『かつぎ屋』では、縁起かつぎの旦那がお宝を買う。
・花会(はなかい)
博徒が仲間に回状を出し、祝儀持参で会合を催し、その祝儀をすべてもらうこと。
・馬入(ばにゅう)
包丁などを入れる木製の容器で、魚屋の符牒と思われる。『芝浜』に出てくる。
・早桶屋(はやおけや)
手早くつくる粗末な棺桶を売る店。『付き馬』に登場し、別名『早桶屋』という。
・番頭(ばんとう)
商家の手代の長で支配人。大店では2人以上居て、「一番番頭」「二番番頭」と呼んだ。多くの噺に登場する。