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落語用語集
さくいん-と
・唐変木(とうへんぼく)
野暮、田舎者。
・棟梁(とうりょう)
職人の司である大工の親方。屋根の最上部である棟木(棟を造る梁)が語源。
・時の鐘(ときのかね)
江戸に9ヵ所あった時報の鐘。四つ刻なら捨て鐘が三つあるので七回撞いた。
・土手八丁(どてはっちょう)
山谷から箕輪までの十三丁の日本堤のうち、今戸橋から見返り柳を土手八丁と云う。吉原の行き帰りに客がここを通った。
・戸前(とまえ)
蔵の数え方。「三戸前」は蔵が三つ。
・富(とみ)
現在の宝くじ。寺社が建物の修理費に当てるために行い、千両富まであった。谷中・感応寺、目黒不動、湯島天神を江戸三富と称した。『宿屋の富』『富久』『御慶』『水屋の富』と、富を当てる噺は多い。