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さくいん-ふ |
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・福茶(ふくちゃ) |
節分や大晦日の夜に飲む茶で、漬小梅、黒豆、山椒を入れ煮たもの。『芝浜』では酒を断った亭主が、大晦日に除夜の鐘を聞きながら飲む。 |
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・房楊枝(ふさようじ) |
楊枝の先が房のようになっており、歯を磨くのに使った。 |
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・普請(ふしん) |
家屋の建築。建築現場を「普請場」という。 |
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・舞台番(ぶたいばん) |
役者の演技を見物人が妨げないように、番をする者。『蛙茶番』では舞台番が騒動を起こす。 |
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・符牒(ふちょう) |
商売用の隠語。落語家の世界にもあるが、隠語なのでここには書けません。 |
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・ふりの客(ふりのきゃく) |
お馴染みさんではなく、通りかかりに入って来たお客。最近「フリ−の客」と間違ってつかう人が多い。 |
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・古手(ふるて) |
新手の反対語で古着や古道具のことだが、上方では特に古着。『古手買い』とい上方落語がある。 |
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