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落語用語集
さくいん-み
・三行半(みくだりはん)
離縁状。三行半に書いた。
・水垢離(みずごり)
神仏祈願のため、頭から水を浴び身体を清めること。『大山詣り』『富士詣り』では山に行く前に水垢離をする。
・水屋(みずや)
隅田川から東は水質が悪く、井戸水には塩が混じっていたので、定期的に真水を売り歩く人が居た。常盤橋や神田川のほとりで水道の水を舟に満たし、それを隅田川以東の掘割まで運ぶ商売があった。その人たちから水を買い、桶に汲み上げ天秤で担いで家々に届けた。水屋が千両富を当てる、『水屋の富』という噺がある。
・宮戸川(みやとがわ)
浅草界隈の隅田川の通称。同名の噺があるが、お花半七の馴れ初めまでで、後半の宮戸川に浮かぶ船上での仕返しまでを演じることは少ない。