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落語用語集
さくいん-や
・香具師(やし)
縁日や祭礼などで見世物を興行をしたり、商品を売る者。落語では、ガマの油売りが登場する。
・弥助(やすけ)
寿司のこと。大和五条の釣瓶鮨へ弥助と名を変えて、平惟盛(これもり)が隠れていたという筋の浄瑠璃『義経千本桜』が語源。
・弥蔵(やぞう)
懐に手を入れ、拳をつくり着物の胸のあたりを突き上げるようにする形。弥蔵を組む。
・薮入り(やぶいり)
奉公人が休暇をもらい親元へ帰ること。商家では、正月と盆の年に2日。
・遣り手(やりて)
遊女屋の二階で見世を切り回しながら、遊女や客に目を光らせていた人。俗に「おばさん」と云い、元は遊女であった。